理容室を経営する上で、集客は多くの経営者が抱える悩みのひとつだろう。
新規集客ができたとしても、お客さんにもう一度来ようと思ってもらわないと、なかなか予約が埋まらず、寂しい空間になってしまう。
今回は、アパッシュが新規集客やリピーター集客のために取り組んでいることや、お客さんに愛され、リピートしてもらうためのブランディングについて紹介する。
これから集客を伸ばしてローカルを盛り上げたいと考えている理容室の経営者は、ぜひ参考にしてくれると嬉しい。
一般的な理容室の集客方法
一般的な理容室の集客方法は、SNSでの情報発信やホットペッパービューティーへの掲載、チラシの配布や、ブログの投稿などが挙げられる。
特に近年では、10代20代はInstagramもしくはホットペッパーから美容室・理容室を探すことが多い。もちろん、それに伴って多くの理容室もこれらのツールを使うので競合が多い点は忘れてはいけない。
加えて気をつけなければいけない点として、Instagramやホットペッパーは新規のお客さんを連れてきやすいが、一回きりで他に流れてしまう可能性が高いところがある。
繰り返し来てもらうためには、なんと言っても、目の前のお客さんに十分満足してもらえるカット体験を提供することが重要なのだ。
そして、同じお客さんに何回来てもらっても満足してもらうためには、ショップのブランディングを保つことも重要なポイントだと言えるだろう。
ここからは、アパッシュが実際に取り組んでいる新規集客とリピーター集客のための取り組みを細かく紹介していく。
アパッシュが新規集客のために行っていること
新規集客のために重要なポイントは、知ってもらい、魅力を感じてもらうこと。
そして、気軽に来店予約ができるところにある。
新規集客のためにアパッシュは、次のようなことに取り組んでいる。
ホームページのブログ更新
アパッシュでは、ホームページの活用にも力を入れている。ホームページでは、グッズ販売やブログの更新を行っている。
ホームページの運用は、Googleなどの検索結果で上位に来させるためにも重要なものだ。
例えば「旭川 バーバー」というキーワードで検索すると、アパッシュは常にすぐに目に入る上位に位置する。
ブログの内容も、読んだ人が来てみたいと思うような情報を発信しなければならない。ブログの内容は、バーバースタイルの種類や、バーバーという文化に関すること、新しく入荷した商品について、開催するイベントのお知らせなど多岐に渡る。
Instagramでの情報発信
店舗のInstagramでは、どんなスタッフが働いているのか、店はどんな雰囲気なのか、どんなバーバースタイルにカットしてもらえるのか、といった情報を発信している。
ハッシュタグだけでなく、アパッシュでカットに来てくれたお客さんがアパッシュのスタイリストや店舗のアカウントをタグ付けしてくれることも、新規集客には大きな効果だ。
気になる人はぜひチェックしてほしい。
ホットペッパーへの掲載
アパッシュは元々ホットペッパーへの掲載はしていなかったが、2023年から新規のお客さんの間口を広げ、気軽に来店してもらうために本格的にホットペッパーの活用を始めた。
ちなみに、ホットペッパーに掲載しなくても、店舗予約は常に1ヶ月以上待ちの状態は作れていた。
新規の人でも空き状況の把握が簡単で、予約も楽にできる点がホットペッパーのメリットだ。
ただし、2回目以降来てくれるお客さんには別の予約方法を紹介している。気になる人は、ぜひ一度アパッシュのカットを体験しに来てほしい。
アパッシュがリピーター集客のために行っていること
先ほど紹介したように、同じお客さんにもう一度来てもらうためには、満足なカット体験をしてもらうことと、ショップのブランディングを保つことが挙げられる。
アパッシュは、既にオーナーの川上が確かなブランディングを作り上げてきた。
そのため、活動の幅を広げる上で今までのブランディングを崩さず、軸をブラさないというポイントも大事にしている。
その点も踏まえながら、アパッシュは、ピーター集客のために次のような取り組みを行っている。
公式YouTubeチャンネル
アパッシュは、公式YouTubeチャンネルで定期的に動画を投稿している。
単純にスマホで撮影したような動画ではない。見た人が満足してくれるような高いクオリティの動画にこだわっている。
動画の内容は、アパッシュのメンバーが持つ魅力やバックボーンなど、アパッシュからじゃないと得られない情報を発信することを何よりも大事にしてきた。
軸をブラさずにやってきたことで、現在ではチャンネルの登録者数が7千人にまで成長している。
7千人と聞くと、少ないのではと思う人も多いだろう。ただし、アパッシュに髪を切りに通ってくれている人や、アパッシュとの関わりがある人が、この7千人と考えたらどうだろうか。
決して少なくない数字どころか、多くの人たちがアパッシュと関わりを持ってくれているということが分かってもらえると思う。
アパッシュのYouTubeを見てくれた人たちが髪を切りにきて、動画の内容を話題にしてくれる。会話が弾む。決して一方通行にならない関係性が自然と生まれてくるのだ。
動画を更新し続けることで話題も変化していく。
アパッシュのメンバーは夢を語るために行動した証を見せることができる。
良い会話によって良い時間を過ごしてくれたお客さんは、また来ようと思ってくれる。
アパッシュのYouTubeチャンネルには、ここまでの役割があるのだ。
店舗やスタイリストのInstagram
新規集客と同じように、リピーター集客のためにもInstagramの役割は大きい。
アパッシュのInstagramは、店舗ごとのアカウントとアパッシュメンバー個人のアカウントがある。
個人のアカウントの使い方はもちろん各々の自由だが、アパッシュの文化に生きているみんなのアカウントは、それぞれの魅力を良く引き出している。
バイクや自転車、ビリヤード、映画など、生きることに必要な自分のカルチャーやバックボーンを発信することを大切にしているのだ。
YouTubeと同様、アカウントを見てくれる人が次も期待したいと思うような、その内容について話したいと思うような投稿は、リピーター集客のために重要なポイントだ。
グッズ販売
アパッシュの店舗では、アパッシュが選び抜いて取り揃えたポマードなどの整髪料や、オリジナルグッズを販売している。
ブランディングを保つためにグッズ販売で大切にしていることは、値段では勝負をしないことだ。
時には寄り添った値段も考えるが、「何をどういう価値で売っているのか」を大事に考えることはブランディングに大きく関わるポイントである。
特に売れる前段階のストーリーに重きを置いている。買うまでの過程も大切にして、買ってくれる人に感謝する。
こうしたストーリーに触れてもらうことも、お客さんに愛されるブランディングを保つために大事なことなのだ。
このスタンスを保つことで、お客さんはカットだけでなく日々使うポマードなどのアイテムも愛用してくれるようになり、その結果リピーターにもつながってくる。
まとめ
今回は、アパッシュが取り組んでいる集客の取り組みについて紹介した。
集客と言っても、ただたくさんお客さんが集まればいいという話ではないことが分かってもらえたと思う。
まずは、目の前にいるお客さんに、最高の体験をしてもらって自信がみなぎるような髪型でお店を後にしてもらうことが重要だ。
この軸をブラさずに、これまで大事にしてきたカルチャーやブランドを、これからもブラさずにアパッシュは前へ進んでいく。
理容室を経営する上で、お客さんとローカルを大切にするカルチャーを作っていけば、自然と多くの人に愛される、集客に困らない店づくりができるだろう。
そして、今回紹介した内容をもっとリアルに知りたい人は、一度アパッシュによるセミナーの依頼をおすすめしたい。
このセミナーでは、スタッフのカット技術向上から、店舗の売上を上げるためのブランディング作りなど、理美容室の経営に関わるあらゆる悩みごと・相談に応えさせてもらう。
集客や認知拡大について困っている理美容室の経営者には、ぜひ一度アパッシュのプレス担当・川上巧太による店舗ブランディング講座を依頼してほしい。
この講座では、今回の記事で紹介しているようなアパッシュが集客のために取り組んでいる活動について、より実践的な内容を聞いてもらえるだろう。
セミナーの詳細については以下のリンクを見てくれ。