くせ毛の髪を持つメンズには、日々のスタイリングや髪のパサつきに悩みを抱える人も多い。なかなか思うように髪をコントロールできないことで、あまり気分が乗らなかったりすることもあるのではないだろうか。
そんなくせ毛の男性には「ヘアオイル」を提案したい。あらゆるヘアケアアイテムの中でも、ヘアオイルは保湿・ダメージケア・まとまり、などのポイントで、くせ毛にとってかなり役立つ。
また、うまくヘアオイルをくせ毛に取り入れることで、逆にウェーブやテクスチャーといった「くせ毛の良さ」を引き出すことにも期待ができるだろう。
この記事では、ヘアオイルをメンズのくせ毛に取り入れることの必要性・効果・使い方や、バーバーショップがメンズに使ってほしいヘアオイルを紹介する。
ヘアオイルがくせ毛に効果的な理由
くせ毛の髪にヘアオイルが効果的である理由には、主に以下の3つのヘアオイルが持つ特徴が挙げられる。
- ダメージケア・保湿効果に期待できる
- スタイリングがしやすくなる
- 清潔感のある濡感・ウェット感を出せる
それぞれの効果について詳しく見ていこう。
1、ダメージケア・保湿効果に期待できる
くせ毛の髪は、くせのない普通の髪と比べてダメージが受けやすく乾燥しやすいという特徴がある。
ヘアオイルは、そのようなくせ毛のダメージや乾燥をケアできるアイテムだ。ヘアオイルを使うと髪にオイルがコーティングされ、外部ダメージを防いだり、毛髪内の水分を閉じ込める効果がある。
2、スタイリングがしやすくなる
くせ毛の髪は、なかなか思うようにまとめることができず、スタイリングにも時間がかかってしまう悩みを持つ人も少なくない。
ヘアオイルは髪にツヤとハリを与えて、まとまりを作る効果がある。スタイリング剤を付ける前にヘアオイルを使うと、髪がコントロールしやすくなり、より理想的なシルエットに作る手助けになるだろう。
3、清潔感のある濡感・ウェット感を出せる
普段スタイリング剤で髪をセットしない人は、くせ毛の髪をそのままの状態にするとボサっとしてしまい、やや不恰好に見えてしまうことがある。
そんなくせ毛のボサっと感をどうにかするのにヘアオイルはとても役立つアイテムだ。
オイルが髪に馴染むことで、程よいツヤ感、落ち着いた自然な髪のまとまりを作ることができる。ヘアオイルによって髪にまとまりと濡感が出ることで、逆にくせ毛のテクスチャーの良い面を表せるようになるのが大きなメリットだ。
ヘアオイルをくせ毛の髪に使う時の注意点
これまで紹介したように、くせ毛にヘアオイルを取り入れることの効果は大きく、くせ毛を改善し髪を健康的にする効果がある。
つけすぎでベタつかないようにする
適量のヘアオイルの使用は髪に程よいツヤ感が生まれて指通りがよくなるが、より高い効果を期待して多くつけすぎると、逆に髪がベタついてしまい不恰好になるおそれがあるので注意が必要だ。
ヘアオイルを日常的に使う人は、使う頻度と適量には常に気をつけて使ってほしい。
肌にやさしい成分のヘアオイルを選ぶ
くせ毛の人は、肌トラブルによってくせ毛が悪化してしまうことも考えられる。そのため、肌に優しく、頭皮のスカルプケアができるヘアオイルを選ぶことが重要だ。
薬品や添加物が入った合成成分ではなく、植物由来などの天然成分のヘアオイルを選ぶことがおすすめだ。
多くつけすぎない
この記事でも何度も紹介しているように、ヘアオイルは髪にツヤ・ハリや濡感が生まれて質感が良くなるのが一つの大きなメリットだ。
だが、もっとツヤや濡感を出すために必要以上に多くつけすぎてしまうとかえって逆効果なので注意してほしい。つけすぎによって髪がベタついてしまったり、全体的に重めの印象になってしまうリスクがある、
使う回数と適量には気をつけながら使うことが重要だ。
ヘアオイルをくせ毛に活用する使い方
髪をセットする際にヘアオイルを用いる基本的な使い方・手順について紹介する。
ヘアオイルの基本的な使い方は以下の通りだ。
- 適量を手のひらに乗せる
- 手のひらで広げる
- 髪の中間から毛先にかけて馴染ませる
- ブラッシングをする
- 必要に応じてスタイリング剤でセットする
軟毛や剛毛のくせ毛の場合は量の調整が必要
くせ毛に加えて髪質が軟毛や剛毛などの性質もある場合、使うヘアオイルの量を調整することも意識してほしい。
軟毛のくせ毛の場合、トップのボリュームが出にくくペタッとしてしまう特徴がある。そのため、ヘアオイルは適量よりも少なめな量を使うように注意してほしい。
剛毛のくせ毛の場合、髪が硬くて太いのが特徴で、まとまりにくかったり横に広がってしまう悩みが多い。ヘアオイルを適量使ってもまとまらないと感じる場合は、つけすぎない程度に気持ち多く付けてみるのもいいだろう。
くせ毛に合うヘアオイルの選び方・基準
一括りにヘアオイルと言っても、世の中には多くの種類が出回っているので、ヘアオイルを買う際は、特徴を見極めて選ぶことが大事だ。
ここでは、くせ毛のメンズが使うのに特に適したヘアオイルの選び方を紹介する。
保湿性が高い
くせ毛は湿度の変化によってうねりが強くなったりパサついてしまう。うるおいを与えて保湿する効果の高いヘアオイルが望ましいだろう。
保湿成分を豊富に含むヘアオイルは、毛髪の内部まで水分を浸透させる。毛髪にバランスよく水分が行き渡ると、くせ毛の髪が湿度変化によるうねりやパサつきを防ぐ効果が期待できる。
栄養成分が豊富
ドライヤーの熱やベッドでの摩擦など、ダメージによりくせ毛が悪化するリスクがある。
栄養素を豊富に含むヘアオイルはダメージをケアし、髪の健康的なツヤ・ハリを保ってくれる。具体的にはビタミンEやオレイン酸、オメガ脂肪酸などが挙げられる。自然由来の成分を多く含む植物性ヘアオイルを選ぶのがベストだ。
肌に優しい天然由来成分を含む
くせ毛の人は、頭皮のコンディションが悪く毛穴の詰まりが起きると、くせ毛がより悪化してしまう場合がある。
肌に使っても問題ないヘアオイルの場合、ヘアオイルを頭皮に馴染ませてマッサージをすることでスカルプケアを行うことが可能だ。
肌にやさしく頭皮への使用もできるヘアオイルは、頭皮の健康を良くする効果が期待できる。頭皮につけてもベタつかない軽い質感のヘアオイルが理想だ。
バーバーショップが提案する男のためのヘアオイル「TWO FACE LIQUID」
最後に、我々アパッシュが男性のために開発したヘアオイル「TWO FACE LIQUID」を紹介する。
「TWO FACE」はアパッシュのオリジナルブランドであり、このリキッドはバームに続いて2つ目にリリースしたアイテムとなる。
北海道名寄町の地で育ったひまわりの種を原料に、薬物や添加物を加えない純粋な「圧搾法」により油を抽出。オレイン酸・ビタミンEなどの成分を贅沢に含むオイルだ。
無添加・オーガニックのリキッドなので、安心してスキンケアにも使ってもらえる。
そして、ウッディさを感じる爽やかな香りは、オーナー川上がアメリカに行った際に出会ったボディソープの香りを忠実に再現した。
ポケットにも忍ばせられるサイズ感とデザインもこだわりの一つ。サッと手にとって髪に馴染ませることができる。いざという場面で身だしなみを整えるとき、スタイルに常に注意したいときに役立ててもらいたい。
ヘアケアにもスキンケアにも取り入れられる、この「TWO FACE LIQUID」。落ち着いた大人を感じさせる香りと共に、ぜひ1日のONとOFFのスイッチに取り入れてほしい。
まとめ
今回は、ヘアオイルがくせ毛にとって理想的であることを紹介した。直接的にくせ毛を改善する効果はないが、くせ毛の悩みに寄り添うことができるヘアケアアイテムだ。湿度の変化が大きい夏や冬の季節には、きっとヘアオイルはくせ毛の髪をやさしくケアしてくれるはず。
もしくせ毛でスタイリングに悩んでいるなら、自分の髪質に合ったヘアオイルを選んで試してみてほしい。