クリッパー(バリカン)、トリマーなどで知られるウォールにはシェーバーもある。シェーバーという名前だが、カットに使うアイテムで重要な役割を持つ。
そこで今回は、Wahlの正規代理店であるアパッシュがウォールのシェーバーについて解説させてもらう。使う場面や使い方、メンテナンス方法まで動画を交えながら紹介していくので参考にしてくれると嬉しい。
ウォールのシェーバーはスキンフェード作りで使用する
ウォールのシェーバーは主にスキンフェードを作る時に使用する。具体的には、0mmと1mmの間をぼかす時や、0mmの仕上げとして使うことが多い。
現在日本で販売されているモデルは「フィナーレ」で、その名の通り仕上げに使うシェーバーだ。
120分の充電で80分使用可能と使いやすく、コードを繋げた状態でも使えるため現場に一本は置いておきたいシェーバーだ。
では、フィナーレをどのように使うのかから解説していこう。
ウォールシェーバー「フィナーレ」の使い方
まずは動画を見て欲しい。
※大きな音が出るので注意
ディテイラーで作った部分をスキンフェードにする時の仕上げとしてフィナーレを使う。
ここで注意したいのは下から上だけでなく、ぼかしを作るために上から下に削ることだ。スキンにする部分と、1mmにする部分の橋渡しとなる部分を作ると、綺麗なグラデーションになる。
また、スキンフェードを作る時は特にお客さんが痛くないよう力加減に注意する必要がある。
より詳しいことは以下の記事で解説しているため参考にしてくれ。
ウォールシェーバーのメンテナンス
ウォールシェーバーのメンテナンス方法
- カバーの上から真ん中、右端、左端にオイルを垂らす
- 清潔なタオルで優しく拭き取る(カバーのフィルムが破れやすいため注意)
ウォールシェーバーの刃交換方法
- カフィナーレの右側面についているボタンを押す
- カバーを外して刃を90°回し外す
- 毛を払う(ブラシと、下向きにしてスイッチを入れると中の毛まで取れる)
- 新しい刃を縦につけて90°回す
- カバーをつける
交換に必要な部品は以下の通りだ。
Wahl Shaver Blade & Foil【Finale(フィナーレ)専用】
髭剃りには使わない
シェーバーという名前を聞くと、「髭剃りにも使えるのでは?」と思うかもしれないが、ウォールのシェーバーはカット専用に使う方がベターだ。
理由は、刃を消耗してしまうこと、元が髭剃り用ではないためお客さんに痛みを与えてしまうためだ。
髭剃り目的であれば、最強の髭剃り「ヘンソンシェービング」をおすすめしたい。詳しくは以下の記事で解説しているのでぜひ一度見て欲しい。
コラム:新しいシェーバーの噂
海外のWahlから、新たなシェーバーである「VANISH」が発表されている。まだ日本には輸入されていないため、続報を待ってほしい。
まとめ
今回はウォールのシェーバーについて解説させてもらった。最後にポイントを振り返ろう。
- ウォールのシェーバーはスキンフェード作りで使用する
- フェードをぼかす時は上から下、0mmの部分を刈る時は下から上に振る
- メンテナンスは簡単で、替刃には「Wahl Shaver Blade & Foil【Finale(フィナーレ)専用】」を使う
- 髭剃りには使わない
綺麗なスキンフェードを作りたい、0mmを上手に刈り上げたいという人は、以下のリンクからフィナーレを手に取ってみてくれ!
Wahl 5 Star Finale(フィナーレ) “2nd Edition”
WAHLからはクリッパー、トリマーも多くの種類が出ている。おすすめのアイテムを厳選したので、購入を検討している人はぜひ参考にしてくれ!
また、「APACHE(アパッシュ)」ではカットやスタイリングはもちろんのこと、あなたの髪質やセットの方法を詳しくアドバイスさせてもらう。あなたにあったティアドロップのスタイルを見つける手助けができたらうれしい。旭川に来る際には、ぜひ訪れてみて欲しい。
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