
プロたるもの、アイテムにもこだわりたいところだ。
そこで今回は、ウォール(WAHL)の正規代理店であるアパッシュが、ウォールのトリマーについて解説させてもらう。
使い方や、使用後の仕上がり写真についても解説しているため、これからトリマーを手に取りたい人に読んで欲しい記事だ。
理解して使いこなすために、まずは知識をつけていって欲しい。
トリマーはフェードの細かい部分やスキンフェードに使う

トリマーを最もよく使う場面は、スキンフェードを作る時だ。フェードはミリ数を変えてグラデーションを作ることが大切だが、0mmから次の段階までのミリ数は大きなバリカンだと繋がらない。そんな時に、より短く、より細かく刈れるトリマーが活躍する。
髪質によるが、パワーがある方が使いやすく、後々紹介する「ディテイラー」は初心者におすすめだ。使っている動画を用意したので、まずはイメージをつけてくれ。
また、写真のように刈り上げるラインアートや、ハードパートなどのパートラインをつける時にもよく使う。本体が小型であるため、細かい部分の調整にも使えることが特徴だ。
ここからは、ウォールから出ているトリマーを紹介していこう。
プロが愛用するWAHL(ウォール)のトリマー5選
ここでは、アパッシュでも実際に使用しているトリマーを紹介していこう。
1.ディテイラー2nd Edition / コードレスディテイラー Li

パワーがあって、イメージ的には小さなクリッパーだ。パワーを一定にしたい場合はコード式、取り回しを優先したい場合はコードレスをおすすめする。
角度が非常に良く、細かい調整ができフェードを作れるよう特化している。刃の溝は深いため、一気にスキンフェードを作りたい時に最適なトリマーだ。
0.4mmで、刃の取り替えも可能。おすすめの交換時期は3ヶ月に1回の交換が目安だ。替刃は「Wahl Trimmer Blade【Detailer用】」を使う。
アタッチメントも付属しており、小さなグラデーションを作る時に重宝する。
2.Beret(ベレ)

今あるウォールのトリマーの中でも、最も薄い刃でその厚さなんと0.3mm!
軽量・コンパクト・低騒音でありながらパワーがあり、刃が薄いことから肌に優しく、ベースライン、ラインアップに向いている。襟付けやフェードの下部分など細かなポイントでも使える。
裾の仕上げにも使いやすく、持ち運び取り回し共に最高の一本だ。また、肌触りも柔らかいため髭を整える時にも活躍する。
Wahl Beret(ベレ) ”プロリチウムシリーズ”を見てみる3.Li+Pro2 MINI(リプラスプロ2 ミニ)

Li+Pro2 MINIは、髪質や髪量、作りたいスタイルに合わせてカッティングスピードを選べるコードレストリマーだ。スピードは3段階で設定できるため、細かい調整がしやすく、フェードの作り込みにも向いている。
コードレスで自由に動かせるため、耳まわりや襟足などの細かい部分にも使いやすい。コード式での使用も可能なので、充電残量を気にせず使いたい場面にも対応できる。
短時間充電で最大約80分、コードレス使用時は最大約120分の連続使用が可能だ。本体にはバッテリー残量を確認できるディスプレイも搭載されており、施術中の充電切れを防ぎやすい。
取り回しの良さと安定した使用感を重視したい人におすすめのトリマーだ。
Wahl Li+ Pro2 MINI (リプラスプロ2 ミニ)を見てみる4.Wahl 5 Star HiViz Trimmer(ハイヴィズ トリマー)

HiViz Trimmerは、細かいトリミングやディテールワークに特化したプレミアムタイプのトリマーだ。フルメタルボディで安定感があり、手に馴染みやすいComfortCurve™デザインにより、バランスよく操作できる。
刃まわりの視認性が高いスタイリッシュなフォルムも特徴だ。狙った場所を確認しながらカットしやすいため、ライン出しや細部の調整など、正確さが求められる施術に向いている。
最薄で約0.1mm〜0.4mmまでカットでき、スキンフェードのぼかしや細かな仕上げにも使いやすい。高機能充電スタンドも付属しているため、サロンワークでも扱いやすいトリマーだ。
細部までこだわってフェードを作り込みたい人や、視認性と操作性を重視したい人におすすめだ。
Wahl 5 Star HiViz Trimmer(ハイヴィズ トリマー)を見てみる5.Wahl CordlessDetailer “Li” Gold

Wahl Cordless Detailer “Li” Goldは、WAHLトリマーの旗艦モデルともいえるコードレストリマーだ。5 Star Seriesの限定カラーモデルで、WAHLらしいプロ仕様の性能に加え、存在感のあるゴールドデザインが特徴だ。
刃には、Detailer専用のT-Wide刃を搭載している。刈高は約0.4mm、刈幅は約37mmで、ライン出しや細かなトリミングはもちろん、フェードの細部を整える場面でも使いやすい。
精密刃はWAHL自社工場で製造されており、安定した切れ味と操作性を求める人に向いている。コードレス仕様のため取り回しもよく、細かい部分にもスムーズにアプローチできる。
性能だけでなく、デザイン性にもこだわりたい人におすすめのトリマーだ。
Wahl CordlessDetailer “Li” Goldを見てみるWAHLトリマーの比較表
WAHLのトリマーは機種ごとに得意な用途が異なる。
以下では、各モデルの特徴を比較しやすいようにまとめた。 自分に合った機種を選ぶ際の参考にしてみてくれ。
| 機種名 | 主な用途 | 刈高 | コード有無 | おすすめの人 |
| ディテイラー 2nd Edition / コードレスディテイラー Li | スキンフェード・細かな調整 | 約0.4mm | 有線 / コードレス | パワー重視でフェードを作り込みたい人 |
| Beret(ベレ) | ベースライン・ラインアップ・髭の調整 | 約0.3mm | コードレス | 肌あたりのやさしさと取り回しを重視したい人 |
| Li+Pro2 MINI | フェードの作り込み・耳まわり・襟足 | 記載なし | コードレス / コード使用可 | スピード調整や安定感を重視したい人 |
| 5 Star HiViz Trimmer | ライン出し・細部の仕上げ・ディテールワーク | 約0.1〜0.4mm | コードレス | 視認性と正確な操作性を求める人 |
| Cordless Detailer “Li” Gold | ライン出し・フェードの細部調整 | 約0.4mm | コードレス | 性能とデザイン性の両方を重視したい人 |
トリマーを選ぶポイント
トリマーを選ぶ時は、まずどこの部分にどう使いたいのかを明確にしよう。
フェードに使いたいなら、バリカンとの相性も大切だ。例えば、リプラスプロ2と、リプラスプロ2ミニは同じ感覚で使え仕上がりが綺麗になるなど、使いやすさと完成時の仕上がりが変わってくる。
特に意識したいのは刈り高で、バリカンの刈り高を補うミリ数のトリマーを持っておくと良いだろう。
また、ラインアートに使用したいのなら、角があるトリマーがおすすめだ。ペンのように使えるため、丸みを帯びているものよりラインが作りやすい。
今回紹介したトリマーの特徴を理解し、どこに使いたいかを明確にして選ぶようにしよう。文字だけではよくわからないという方は、動画でも公開している。ぜひ参考にしてくれ!
Wahl(ウォール) トリマーの種類と用途について 【クリッパー中級編】
トリマーを使用した髪型写真集と解説
ここではパターン別にトリマーを使った写真と解説を見ていこう。
ハードパートのパートラインに使った例

ハードパートの分け目をくっきりさせる「パートライン」を作った一例だ。全体のカットの後、コームを使って分け目を作り、そこにトリマーを入れている。
トリマーで毛先を柔らかく表現している例

これはトリマーを使いカットしている最中の写真。毛先をトリマーで刈り上げることで柔らかい印象の髪になっている。
スキンフェードのグラデーションにトリマーを入れた例

ボウズにしつつスキンフェードを取り入れた髪型で、シェーバーとクリッパーの間のグラデーションを作るためにトリマーを使用している。
まとめ
今回はウォールのトリマーについて解説させてもらった。最後にポイントを振り返ろう。
トリマーを使うポイント
- スキンフェードのぼかしで使う
- ラインアートやパートラインなどラインをつける時に使う
- フェードの細かい部分に使う
WAHLからはクリッパー、トリマーも多くの種類が出ている。おすすめのアイテムを厳選したので、購入を検討している人はぜひ参考にしてくれ!


