2022年9月20日、3年ぶりとなる「レイライト主催、トラディショナルバーバーバトル」の北海道予選が札幌で開始された。
今回の記事では大会の様子をお伝えすると共に、東京本戦へ駒を進めた2名のスタイリストを紹介する。
さらに、当日ブース出店をしてくれていたバーバーカルチャー好きにはたまらないショップについても紹介しているので、ぜひ最後まで読んでくれ!
トラディショナルバーバーバトル(TTBB)
トラディショナルバーバーバトル(以下バーバーバトル)は、全国規模で行われるバーバーの戦いだ。ポマードブランドとして世界的に有名なLAYRITEの主催により開かれるイベントで、今年は3年ぶりとなる開催。
各地方で予選が行われ、上位2名が全国大会出場という流れとなる。今回行われた北海道予選は最も早い予選となった。
当日の流れ
- トークショー
- バーバーバトルAブロック
- バーバーバトルBブロック
- バーバーバトルファイナル
- 全国大会進出者発表
1.トークショー
MCをN.C.B.B「DAI-HARD」氏、LAYRITE「Masa Nagata」氏、WAHL「Atsushi Kunimoto」氏ら3名によるトークが披露された
2.バーバーバトル
このイベントの中心となるバーバーバトルはAブロック、Bブロック、そしてファイナルの3回に分けて行われた。
合計14名のスタイリストが腕を競い合い、WAHLアンバサダー達の厳正な審査の元順位が決められていく。どの選手も素晴らしい腕の持ち主だったが、今回は北海道予選。東京本戦へ駒を進められるスタイリストは僅か2名だ。
Aブロックから2名、Bブロックから2名、そしてシード選手2名。北海道内でも実力のあるスタイリストのみが選出され、いよいよファイナルとなった。
ファイナルは今回のバーバーバトルで最も盛り上がりを見せ、個性的なスタイルが集まった。予選〜ファイナルまでのカットモデルの方はバーバーバトルのインスタで写真が公開されているので、挑戦者たちのカットスタイルを参考にしてみてくれ!
TraditionalBarberBattle♕✂︎♛ (@traditional.barberbattle) • Instagram photos and videos
今回、映えある優勝、そして準優勝を勝ち取った2名は次の通り!
優勝「草間 啓太」
カットA 宮の森店所属。一般層向けであるカットAに所属しながらも、自身のバーバースタイルを極めるべく腕を磨き続けた草間さんは見事優勝を勝ち取った。
バーバーバトル後、草間さんは自身のインスタで以下のように語る。
「どんな環境だって自分次第で道は切り開ける。そう自分自身に言い聞かせ”草間 啓太”はブランドであると証明したかった。」
「どんな環境だって自分次第で道は切り開ける。そう自分自身に言い聞かせ”草間 啓太”はブランドであると証明したかった。」
草間 啓太 Instagram
準優勝「永田 吉伸」
アパッシュ所属、22歳の若きホープ。宮崎出身であり、人柄の良さとアパッシュで修行した技術でお客さんを楽しませる。
数々の先輩、そして「アパッシュ」という名前のプレッシャーに打ち勝ち、見事準優勝となった。
各種ブース
B WORLDに引き続き、バーバーバトルでも沢山のブースが出店してくださった。
- LAYRITEブース
- WAHLブース
- MIZUTANI SCISSORSブース
- FEATHER NEEDLE TATTOOブース
- FORTY ORIGINALブース
- 荒井特殊刺繍商店ブース
LAYRITEブース
LAYRITE JAPANの「MASA」さん自らが手がけるブース。Tシャツやポスター、キャップなどのLAYRITEグッズや、使い心地抜群の抜群のLAYRITEポマード「デュアルチャンバー」の販売も行われた。
WAHLブース
日本各地ののWAHLアンバサダーが集結したWAHLブース、
WAHLアンバサダーに手ほどきを受けながら、マネキンに対してクリッパーを使いカットできる実践コーナーも設置されており、多くのバーバーが訪れていた。
新作クリッパー「LEGEND コードレス」の販売もあり、クリッパーを購入しそのまま次のイベントである「バーバーバトル」で使用したバーバーの方も。
MIZUTANI SCISSORSブース
100年以上の歴史を持つ日本のカットシザーメーカー、「MIZUTANI SCISSORS」もブースを展開してくれた。
数十種類を越えるカットシザーが並べられており、実際に触って”MIZUTANIの触り心地”を体験できる。また、机の一部にはバーバーカルチャーを象徴するフィギュアや、REUZELの製品も多く置かれていた。
FEATHER NEEDLE TATTOOブース
札幌市の中央区に店舗を構えるタトゥースタジオ「FEATHER NEEDLE TATTOO」、代表のhoriasaさん自らがブースを展開してくれた。
バーバーカルチャーとタトゥーは切っても切り離せない存在だ。彫師であるhoriasaさんは、タトゥーカルチャーを突き詰め、リバイバルでなく伝統を重んじたデザインは多くのバーバーを魅了している。
FORTY ORIGINALブース
FORTY ORIGINALはハンドメイドのグラフィックデザインをTシャツを中心に展開するブランドだ。サインポールをイメージし、デザインされたTシャツはバーバーイベントならではのアイテム。イベント後、アパッシュ代表の川上もFORTY ORIGINALのTシャツを着ていた。
荒井特殊刺繍商店ブース
旭川市に店舗を構え、アメカジ分野で広く使われる「チェーン刺繍」やスタジャンなどで使用される「サガラ刺繍」など、伝統ある技術を受け継いで要望に応える高い技術の刺繍店だ。
そのこだわりは、使用ミシンを100年近い歴史があるヴィンテージ物で揃えるという徹底ぶり。もちろんオーダーメイドでの刺繍を引き受けてくれるので、あなたのアメカジにオリジナリティを加えることができる。
12月12日、東京本戦が開催
バーバーバトル北海道予選は終了した。上位2名はバーバーバトル全国大会へと駒を進めることとなる。
1位の「草間 啓太」さん、2位の「永田 吉伸」はそれぞれ東京本戦に出場となった。二人には同じ北海道の仲間としてエールを送りたい。
東京本戦では全国からバーバーバトル地区予選を勝ち抜いた強豪スタイリストたちが待ち受ける。今から本戦が楽しみだ。
そんなバーバーバトル東京本戦は12月12日に開催される。情報についてはアパッシュのInstagramでも紹介するので、見逃さないようぜひフォローしてくれ。
APACHE(アパッシュ)のインスタをみるまとめ
今回はバーバーバトル北海道予選の様子をお伝えした。来たる12月12日の東京本戦へ向けて、全国各地で予選が開催されている。各地方で育まれているバーバーカルチャーを見るチャンスなので、近場の方はぜひ参加してみてくれ。
チケットは以下のリンクから購入できる。検討している方はお早めに!
バーバーバトル東京本戦のチケットをみるバーバーバトル東京本戦の様子はアパッシュのインスタからもチェックできる。ウチのノブ(永田 吉伸)も出場するので、応援よろしく!
APACHEのインスタをフォローするアパッシュスタッフのInstagramもスタイリングの参考にしてみて欲しい。フォロー大歓迎!
◇Apache Omachi Shop Manager 西 恭兵
◇Apache Main Shop Manager 鈴木 琢将