前回の記事ではメンズヘアでよく使用される7種類のスタイリング剤の特徴をおさらいしました。
今回の記事では髪質とおすすめのスタイリング剤についてご紹介いたします。
あなたの髪質はどれですか?
剛毛の髪質
剛毛の髪質は、ゴワついて毛量自体も多いことが多く、カットしてからの時間経過と共にセット時の扱いが難しくなるのが特徴です。ボリュームが実際にあったり、多く見える傾向も強く出やすい毛質です。抑えすぎずセットでき、広がりやすい髪でもセットをキープする力があるスタイリング剤を選びましょう。ハード系のワックス・ファイバー系のワックス、グリースやポマードで潤いをいれつつ、キープすると言う方法もあります。
軟毛の髪質
軟毛の髪質は、髪自体が柔らかいので、重めのテクスチャのスタイリング剤や量加減を少し間違うだけで、ペタッとした仕上がりになってしまいます。水分量は豊富な髪であることが多いので、使用するスタイリング剤を選ぶときは、保湿よりもキープ力やセット力の強さに着目してみてもいいかもしれません。
直毛
直毛は、浮きやすいと言う性質がありセットしないと広がってしまいます。直毛は毛質として硬めの方が多いので、セット力が高いハード系スタイリング剤を使用することがおすすめです。
くせ毛
くせ毛はうねり・ねじれ・縮れなどのような一見、乾燥しているようなパサついた印象に見えやすい毛質で日本人に一番多いとも言われています。髪の毛をストレートにしたいと思った場合は縮毛矯正を行う必要があります。髪の柔らかさは様々で、自然なふんわりとした動きの人もいれば、強い癖やうねりにで悩んでいる方もいます。
パサついた印象を緩和するために、ツヤ感がでやすいワックス・グリース・ジェル・ポマードがおすすめです。自然で柔らかな印象にしたい場合は、ワックス。重厚感のあるスタイルを求める場合は、ポマードがおすすめです。
ラグビーで再燃!フェードスタイルとグリース・ポマード
グリースとポマードは他のスタイリング剤にはないツヤ感を出すことができます。
水性のグリースも油性のポマードには及ばないものの、それでもツヤの出しやすさはワックスなどのスタイリング剤とは比べ物になりません。
ツヤのあるヘアセットが可能なのでキチンとセットしているなと言うのがわかりやすく出せ、フォーマルな場面での使用も好まれるスタイリング剤です。
選ぶときには注意が必要!高いキープ力と強めの香料
グリース・ポマードのキープ力が高いという大きなメリットは、同時に髪質と合わなかった時には髪への大きな負担となるリスクにもなりえます。
そのためカットしたヘアスタイルにあった適量と、髪質にあった商品を使用することが重要です。
もう一つ香りの問題にも注意が必要です。
ポマードが開発された19世紀、動物油を原料とし製造され臭い消しのためにりんごの香料が添加されていました。その歴史的な起源によって香料が強めに配合されると言う特徴が現在にも残っていることが多く、香りに敏感な日本人にとっては好みが出やすい要因になってます。
購入される際は実際に取り扱いのある店舗で、セットをしてもらったり香りをテスターさせてもらうなどしてみることをおすすめします。
APACHEでは、ヘアセットの仕上げにポマードなどのスタイリング剤も提案させていただいてます。シリーズで取り扱っているポマードやスタイリング剤もございますので、テスターを希望される製品がありましたら、ぜひ店頭でご相談ください。
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